塔の上のラプンツェルに登場する母親ゴーテル。
ラプンツェルのストーリーの中では悪役ですね。
このような声を聞くことがありますよね?
今回は、実際のところゴーテルはいい人なのか、愛情なしの毒親なのかをご紹介します。
筆者の個人的な考察も含まれています。
- ゴーテルがいい人で悪くないのか
- 愛情なしの毒親かわかる
関連記事:【塔の上のラプンツェル】髪切った理由やその後伸びない?長さがおかしいって本当?
塔の上のラプンツェルのゴーテルかわいそう?
#塔の上のラプンツェル
👑金曜よる9時👑ラプンツェルに母親と信じさせ魔法の髪の力を独り占めする悪女 #ゴーテル👠
本当の姿は400歳の老婆‼️#ラプンツェ〜ル髪の毛下ろ〜して〜〜 pic.twitter.com/yYE0h2Iskf
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) March 23, 2022
ゴーテルがかわいそうと言われる理由はなんでしょうか?
調べると以下のようなことが出てきました。
- ゴーテルの最後がかわいそう
- ラプンツェルがゴーテルを全否定している
ゴーテルの最後がかわいそう
ゴーテルの最後がかわいそうという声が多く上がっています。
フリン(ユージーン)がラプンツェルの髪をナイフで切ってしまう。
すると、髪に宿っていた魔法の力が消え、ゴーテルの姿が老いる。
そのことに衝撃を受け、パニックになったゴーテルはパスカルが引っ張った髪につまづく。
塔から落ちて灰になってしまう。
この最後に、
- 命を落とす必要はなかったのでは?
- 灰になるなんてむごすぎる…
との声が上がっていました。
ラプンツェルがゴーテルを全否定
ラプンツェルが18年間育ててきてもらったのにも関わらず、ゴーテルが誘拐犯だと知った時にあっさりゴーテルへの態度を変えています。

- 18年間一緒に過ごしてきたのに…
- 愛情が一気に冷めるものなのか?
と疑問の声もあるようです。
例え18年間育ててきてもらったとしても、自分を誘拐されていたと知ったら当たり前の反応のような気もしますよね。
魔法の花を奪われていた
ラプンツェルでは語られない裏設定としてあるのが、ラプンツェルの髪に宿っている魔法「魔法の花」は元々ゴーテルの物だったということです。
それを国王が没収させたという話があるんですね。
これは確かにかわいそうですよね。
塔の上のラプンツェルのゴーテルいい人で悪くない?
『塔の上のラプンツェル』はゴーテルとラプンツェルの関係性がめちゃくちゃよくて、偽りの母と言えども長い年月を2人きりで過ごした濃密さと愛情がある。最後ゴーテルが塔から落ちるときに一瞬ラプンツェルが手を伸ばすカットに、それが集約されていると思う。 pic.twitter.com/flG85eaIZ0
— ナイトウミノワ (@minowa_) November 15, 2019
ゴーテルはそこまで悪い人ではないんじゃないか?
と言われる理由に、ラプンツェルを18年間育ててきたという背景があります。
ゴーテルはいい人だったのでしょうか?
18歳までラプンツェルを育てた
ゴーテルはラプンツェルが18歳になるまで育てました。
自分の娘という風に接し、料理や掃除の他に、裁縫や陶芸も教えていたようです。
ただ髪の魔法に目的があるのだとすれば、必要最低限のことだけすればいいような気がします。
ですが、かわいいといって愛でる様子やラプンツェルの声の小ささを指摘するなど教育をしている場面も、物語の中では映されています。
そして、喧嘩した後にはラプンツェルのためにヘーゼルナッツスープを作ろうとする姿も。
このように、ゴーテルはラプンツェルに対して優しく接していたことから実はいい人だという声が上がっているように見えます。
いい人に見える話
ゴーテルがいい人だと思える話がストーリーの中にいくつか登場します。
その中で印象深いのは、誕生日の日に3日かけて、珍しい絵の具のプレゼントを取りに行くということです。
愛情を持っていても、危険を冒して3日かけてプレゼントを取りにいくかと聞かれると黙ってしまうかもしれません。
それを娘に言われたから探しに行くというのを見ると、

と思ってしまいますよね。
塔の上のラプンツェルのゴーテルは愛情なしの毒親?
塔の上のラプンツェル ゴーテル剣幸、の♪mother knows bestは必聴。名演です。シュークリームと熱いお茶とともに万全で視聴に臨もうかと。画策中。 pic.twitter.com/qRR6bn4NCW
— 光瀬央 (@mituseakira) May 1, 2020
上記では、ゴーテルがいい人かも説をご紹介しました。
しかし結論からいうと、ゴーテルは愛情なしの毒親だと考察します。
そう思ってストーリーをみてみると、いろいろなことが目に留まるのでぜひ見てみて欲しいです。
愛情なしの毒親
ゴーテルがラプンツェルに愛情を抱いていないことがわかる場面はいくつかあります。
- ラプンツェルの髪を使って塔から登りしていた
- ラプンツェルのことをお花ちゃんと呼ぶ
- 18年間塔に閉じ込める
愛娘だと思っているなら、娘の髪を上り下りの道具に使ったりしないですよね。
そして、ラプンツェルのことをお花ちゃんと呼ぶゴーテル。
これはラプンツェルが可愛いからそう呼んでいるのかと思いきや…
髪のことを指しているんですね。
また、ゴーテルはラプンツェルに接するときはまず一番に髪に触ります。
ラプンツェルのことは「花を植えるための鉢の中の土」くらいにしか思っていなかったと思われます。
大切な花を傷つけないために、18年間塔に閉じ込めたんですね。
これは愛情を持つ親がすることではないと個人的には思います。
ラプンツェルを洗脳していた
塔の中に18年間閉じ込めていたのは、ラプンツェルを洗脳していたからだと言えます。
- 「外には怖いものがたくさんある」
- 「塔の中が一番安全だ」
と18年間言われ続けると、本当にそうだと思ってしまいますよね。
そして、外に出た時にあえて危ない目に合わせたのは、外が危ないということをラプンツェルに教え込むためです。
また、ラプンツェルを自立できない無力な子だと言い続けます。
こうすることで、ラプンツェルはそのことを疑うことなく塔の中で過ごしてきたわけです。
大切な18年間を奪われたと言っても過言ではないでしょう。
自分の欲のために利用していた
ラプンツェルのためにしていた全てのことは、自分の欲のためにしていたことだと言えます。
3日かけてプレゼントを探しにいく、喧嘩してスープを作るのもラプンツェルのご機嫌を取るため。
ラプンツェルから嫌われないため。
そして、裁縫や陶芸はラプンツェルを退屈させないためだと考えられます。
ラプンツェルは退屈だと歌っていましたけど…
魔法の花が宿る髪を傍に置くことで、自分の容姿をよくすることができます。
外に出さないことで、独り占めすることも。
なので、ゴーテルはラプンツェルを自分の欲のためだけに大切に傍に置いていたと私は考えます。
塔の上のラプンツェルのゴーテルかわいそう?いい人で悪くないor愛情なしの毒親?:まとめ
ラプンツェルに出てくるゴーテルはドラマティックぽい感じがする🔍 pic.twitter.com/YlA7IQQ4GG
— 骨ストゆりこ隊長 (@tobeperfect07) January 23, 2022
以上、「塔の中のラプンツェルのゴーテルかわいそう?いい人で悪くないor愛情なしの毒親?」をご紹介しました。
- ゴーテルはかわいそうという声があがっている
- いい人で悪くないという意見もある
- しかし、愛情なしの毒親説が濃厚
ゴーテルがいい人か悪い人か1度見ただけでは判断できないかもしれません。
ゴーテルはラプンツェルを愛していたのではなく、ラプンツェルの髪に愛を注いでいたと筆者は受け取りました。
皆さんはどう思いわれましたか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。